11月9日午前10:16
Dont for get’ 93
〈1993.11.9 〉vol,3
【スタリモスト崩壊25年】
平和揮毫
崩壊の時間が10:16分だったという。
この情報は掴んでいなかった。
橋上で教師が教えてくれた。
10:16に橋上真ん中からのダイブを今か今かとその瞬間を待っている。
私は橋を背にして書いていたので様子は分からない。
そしてその時が来た!!
ダイブの瞬間と自身の揮毫「美・利・善」が合わさったのだ!!後で写真をみて驚いた。人が飛び込む瞬間と主題の揮毫が重なった!!!!\(^o^)/
計算して出来る事ではない。
何かに引き寄せられたのだ。
上空にはドローンが飛んでいた。
スタリモストのドローン撮影は理想であった。
揮毫終了後、地元モスタルのメディアとアメリカのTV局から取材を受けた。これは当初思い描いていたもの以上だ。はっきりと断言出来る。300%!! 全てを達成した!!
https://m.facebook.comstory.php?story_fbid=1780138835448985&id=100003586584233
(^_-)()\( )(´▽`)ノ(*⌒▽⌒*)(^ー^)()ゞヾ(o´∀`o)ノ\(^o^)/
■一枚の写真
世界遺産スタリモストでの揮毫中、一人のご婦人が私達のところに寄って声を震わせながら話をされました。この一点でもこの地を訪れたことは本望です。
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■スタリモストにて50代の女性
『私は紛争当初、4か月の赤ちゃんを抱き主人と歩いてクロアチアに避難しその後イギリスへ避難民として入国しました。私はクロアチアで主人はモスタル出身です。私の兄弟は紛争の犠牲となり、主人の兄弟も犠牲になりました。あれから20数年が発ちましたが、ここスタリモストはUNの日本人によって再建ができ、その後、2006年に世界遺産に登録されました。
それから12年が発ちスタリモストは崩壊から25年となりました。今日この地に来て、私はまた日本人からの平和へのメッセージと多大な貢献を目の前にして泣きました。でも、この涙は悲しい涙ではなく幸せの涙なのよ。』
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